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HyperLib 1997 Winter - Disc 1
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基本的な使い方(vc2 v1.7)
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1995-09-10
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14KB
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540 lines
このマニュアルは日本語版の 'TeachText' か 'SimpleText' で読んで下さい.英語版だと挿し絵が正しく表示されません.
【基本的な使い方】
このマニュアルでは,基本的な使い方を説明します.このマニュアルでは全機能を説明していません,全機能を確認したい方は,「機能リファレンス」を読んで下さい.このマニュアルでは処理の方法が複数ある場合,簡単な操作の方を説明しています.
このマニュアルは下記の機能について説明しています.
・インストール
・起動とユーザー登録
・ウィンドウの各アイコンの説明
・名刺を登録してみよう
・登録した名刺をいろいろ見てみよう(名刺の移動)
・メモを表示してみよう
・表示を切り替えてみよう
・条件を設定し名刺を探してみよう
・名刺を削除してみよう
・名刺データを保存してみよう
・名刺データをソートしてみよう
・一覧表を表示してみよう
・分類名称の設定をしてみよう
・パスワードを登録しよう
・登録したパスワードでキーの解除をしてみよう
・VisitinggCard2 のアイコン化
・モデムで電話を掛けるための設定を行ってみよう
・電話をかけてみよう
・各入力項目の最大桁数
・その他の制限事項
【インストール】
このマニュアルが読めてるということは,当然ダウンロード後の解凍は済んでいるということで,それ以降の準備を説明します.
まず解凍した 'VC_Folder' を自分の好きなフォルダへコピーします(下図は内容を表示しています).次にMacがカラーを表示出来るなら 'VisitinCard2' を,モノクロならば 'VisitingCard2C' をコピー先の 'VC_Folder' から削除して下さい.これでインストールは完了です.あとは好みにより 'VC_Forder' 内の 'VisitingCard2' または 'VisitingCard2C'のエイリアスを作り,システムフォルダ内のアップルメニューのフォルダへ入れると,アップルメニューから選べるようになり,とても便利になります.
以降マニュアルの表記上 'VisitingCard2' 'VisitingCard2C' 何れも'VisitingCard2' と表記します.もうお気づきとは思いますが,'VisitingCard2' がモノクロ版で,'VisitingCard2C' がカラー版です.
【起動とユーザー登録】
先ほどの 'VisitingCard2' をダブルクリックすると起動します.また前述の操作でアップルメニューに 'VisitingCard2' のエイリアスを入れた方は,アップルメニューから選ぶと起動します.
起動すると,ユーザー登録が完了していない方は「ユーザー登録しますか」のアラートを出します.ユーザー登録番号を取得されている方は 'Yes' ボタンのクリックでユーザー名とユーザーIDの入力ダイアログが現れるので,ユーザー名(有効桁数内ならなんでも構いません)とユーザーIDを入力して下さい.ユーザー登録が完了すると,次回からの起動はユーザー登録確認のアラートは現れません.
ユーザーIDの無い方は 'No' を選択します.ただし試用モードでの利用となり,利用に制限が付きます.詳しくは「はじめに読んで!」を読んで下さい.
正常に起動すると,下図のようなウィンドウが現れます.
注意:
起動中は 'VC_TEMP1' のファイルを作業ファイルとして自動的に作ります.このファイルは移動したり,削除したりしないで下さい.アプリケーション終了時に自動的に削除します.
【ウィンドウの各アイコンの説明】
【名刺を登録してみよう】
上記挿し絵の名刺編集アイコンをクリックします.
上記のダイアログが現れ名刺データを登録出来るようになります.最初のカード(起動時に現れているカード)の状態で名刺編集アイコンをクリックすると新規登録のみ可能で,各項目は空白の状態で現れます.すでに登録した名刺カードが表示されている状態で名刺編集アイコンをクリックすると,修正と新規登録が可能で,現在表示中の内容を各項目にコピーして現れます.
分類チェックボックスについては,名刺を分類分けしたい場合に意味付けし設定して下さい.分類名称の設定は後述します.ここで設定した分類は検索する場合の条件で指定出来ます.たとえば分類1が「足が臭い」,分類2が「脂性」といった分類にしたとすると,検索時に分類1,2をOnに設定した場合は,足が臭くて脂性の人の名刺を検索出来ます.
Lockの部分は設定不能になっているはずです.これはパスワード登録後にパスワードを入力し,キー解除しないと設定出来ません.プライベートな名刺などで人にみられたくない場合(飲み屋のねーちゃんの名刺など)に,このキーのボタンを設定します.以後はパスワードでキー解除されている状態でないとウィンドウに現ません.パスワードについては後述しますが,ここではパスワードを入れないと,キー設定したい名刺の登録も参照も出来ないことを覚えておいて下さい.
'日付' ボタンはクリックすると本日日付を設定します.省略しても本日日付を設定します.日付を直接入力した場合の日付チェックは行ってません.
編集結果の登録は,'新規','修正' ボタンのいずれかをクリックします.'クリア' ボタンをクリックすると,各項目をクリアして再入力となります.
修正登録の注意点ですが,名刺のソート条件に設定されている項目の修正を行った場合は修正で登録することが出来ません.初期設定は氏名1(カナ)の項目です.この場合一旦新規でその名刺を登録してから旧名刺を削除して下さい.ソート条件の設定については後述します.
【登録した名刺をいろいろ見てみよう(名刺の移動)】
上記の挿し絵の次検索(または前検索)アイコンをクリックします.この2つのアイコンで名刺データを移動させます.押し続けると連続して移動します.連続移動は最初はゆっくりと移動し,だんだん(5枚目くらいから)早くなります.名刺が最後(または最初)にきたときにこのアイコンをクリックするとシステムビープを鳴らします.
カード上に表示出来ない長い名称などは,後ろを省略して表示しますので,全部を確認したい場合は名刺の編集ダイアログを表示して下さい.
名刺データは現在のソート条件によってソートされて並んでいます.現在のソート条件はソートアイコンで設定でき,初期設定は氏名1(カナ)に設定されています.ソート条件の設定については後述します.
【メモを表示してみよう】
カード上の上記のロゴの部分のクリックします.これでメモの表示に切り替わります.もう一度同じ処をクリックするとロゴに切り替わります.
【表示を切り替えてみよう】
上記の挿し絵の表示切換アイコンをクリックします.表示が下図のように切り替わります.もう一度クリックすると元に戻ります.
【条件を設定し名刺を探してみよう】
上記の挿し絵の検索設定アイコンをクリックします.
上記のダイアログが現れ検索の条件が設定できます.
検索の入力項目は検索する文字列を入力します.分類は検索したい分類を設定します.分類は1つも設定がないと分類による検索は総てのカードが対象となります.
高速検索は検索キー部分のみ(会社名,氏名1漢字,氏名1カナの3項目)の検索です.名刺データ全ての項目を検索する場合は,チェックを外します.
完全一致,部分一致のラジオボタンは,何れか一方指定可能です.完全一致は設定した条件全てを満たしていないと検索対象になりません.部分一致は設定した条件を1つでも満たしていると検索対象になります.
'Find' ボタンをクリックすると,現在表示の名刺データの次から最後まで検索し,最初に条件に合った名刺データを表示します.
検索条件の設定は一度設定すると,新たな設定をするか再起動するまで保持されます.次検索,前検索アイコンはこの条件に従って名刺データを移動させます.条件検索後に,次検索,前検索をただの名刺データの前後移動に戻したいときは,条件のリセットを行います.条件リセットは メニューの'検索' の '検索設定解除' を選択します.
【名刺を削除してみよう】
上記の挿し絵の名刺削除アイコンをクリックします.
×がカード上に付きましたね.これで削除完了です.ただし 'ファイル' メニューの 'データ整理' を行うまでは,削除データとして存在してますから,削除名刺が表示されている状態でもう一度名刺削除アイコンをクリックすると削除の取り消しが出来ます.また削除名刺に対して修正を行うと,その名刺データは削除取り消しとなります.
起動時に現れる最初のカードは削除出来ません.
【名刺データを保存してみよう】
上記の挿し絵の名刺セーブアイコンをクリックします.これでセーブ完了です.
初期の名刺データファイル名は 'VCard2.data' となっています.これは変更することも可能です.VisitingCard2 には,別名でセーブする機能があり,これを使ってセーブすると次回からは別名でセーブしたファイルを起動時に自動的にオープンします.詳しくは「機能リファレンス」を読んで下さい.
【名刺データをソートしてみよう】
上記挿し絵のソートアイコンをクリックします.
上記のダイアログが現れソートの条件が設定出来ます.ソートの条件は,氏名1カナ順,氏名1漢字順,会社名順の3種類から選択できます.ただし漢字の項目については音訓の判断はしてませんので,単純に漢字コードの若い順となります.同一会社(同一氏名)の分類程度に考えて下さい.
ソート条件を設定し 'Ok' ボタンをクリックするとソートします.データの変更を行っていると,「ソート処理のため一度セーブします」のアラートが出力されます.処理しても構わない場合は 'Ok' ボタンをクリックします.
ソート条件の設定はアプリケーション終了後も記憶され,次回起動時にも有効となります.
【一覧表を表示してみよう】
上記の挿し絵の一覧表示アイコンをクリックします.
一覧が表示されます.一覧の部分をクリックすると指定した名刺の情報を表示します. 一覧を消すには,ウィンドウ左上のクローズボックスをクリックするか,'ESC' キーを押して下さい.また,名刺表示条件を変更するような操作(データの保存,読込,ソート,登録等々)を行うと一覧を消します.(アイコン化でも消します)
一覧が一番手前のウィンドウになっている状態では,名刺データの操作は出来ません.
【分類名称を登録してみよう】
分類名称の設定はメニューの'オプション' の '分類設定' を選択します.
上記のダイアログが現れ分類名称が設定できます.'Ok' ボタンクリックで登録は完了します.
ここで登録した分類は,名刺データの編集や検索のダイアログに表示されるようになります.
【パスワードを登録しよう】
パスワードはメニューの'オプション' の 'パスワード設定' を選択します.
上記のダイアログが現れパスワードが設定できます.初めて設定する場合は 'Old Password' の部分はなにも入力しないで下さい.'New Password' に設定したいパスワードを入力します.'Ok' ボタンクリックで登録は完了します.
一度登録したパスワードを変更する場合は 'Old Password' に現在設定中のパスワードを入力する必要があります.一度登録したパスワードは忘れないで下さい.もし忘れてしまったら終了後に,システムフォルダの中の初期設定フォルダにある 'VC2Preferences' を削除して下さい.当然ユーザー登録からやり直しです.
【登録したパスワードでキーの解除をしてみよう】
上記のキーアイコンをクリックします.
上記のダイアログが現れパスワードが入力出来ます.入力文字は「?」で表示します.正しいパスワードを入力し 'Ok' ボタンクリックでパスワードが正しければキーが解除されます.キーの解除はウィンドウからキーアイコンが消えていればキーが解除されている状態です.
キー解除後はパスワード保護がかかっていた名刺データが照会できるようになります.またパスワード保護したいデータの登録,修正が可能になります.名刺編集ダイアログでLockの部分の設定が可能になっていることを確認してみて下さい.
キーを再びロックする場合は,メニューの'オプション' の '鍵を掛ける' を選択します.
【VisitinggCard2 のアイコン化】
サイズボックスをクリックすると VisitingCard2 を下図の挿し絵のようなアイコンにすることが出来ます.もとのサイズに戻す場合は再度サイズボックスをクリックします.画面を広く使いたいときなどで VisitinCard2 を利用しない場合はアイコン化して小さく出来ます.VisitinCard2 を利用したくなったときにすばやく起動出来ます.
アイコン化されていてもオプション以外のメニューコマンドは利用出来ます.
【モデムで電話を掛けるための設定を行ってみよう】
分類名称の設定はメニューの'オプション' の 'モデム設定' を選択します.
上記のダイアログが現れモデムの設定できます.
パソコン通信での通信ソフトと同じ設定にして下さい.
'Ok' ボタンクリックで設定は完了します.
【電話をかけてみよう】
電話アイコンか,FAXアイコンをクリックします.
上記のダイアログが現れ 'Ok' ボタンクリックで表示中の番号へ電話を掛けます.'Ok' ボタンクリック前に番号の変更(市外局番の付加等)もできます.ここで電話番号を変更しても名刺データには反映しません.
電話が繋がったら(正確にはコマンドが送出できたら)接続アラートを出力します.電話のコール音が聞こえたらOKボタンをクリックして下さい.OKボタンクリックで電話回線まで切断するようでしたら,通話が終わるまでそのままにして下さい.
接続は2秒間隔で10回リトライします.回数は VC2 ウィンドウのタイトルに表示します.ただあまり厳密にチェックしてないので,実際は繋がってないのに接続完了アラートが出る場合があります.この場合モデムの電源や設定しているモデムのポートを再確認して下さい.
どうしても呼び出し音が出ないようでしたら,モデムのマニュアルと格闘し,前述のモデム設定の 'AT Command' 部分の設定を色々と変更してみて下さい.
注意:
AV Mac の GeoPort には対応していません.またテストケースが非常に少ないため全てのモデムでの動作するかどうかは,「神のみぞ知る」です.(笑)
【各入力項目の最大桁数】
漢字と表示のある項目は漢字で入力した場合の桁数です.もし1バイト系の文字で入力する場合は倍にして下さい.ANC を表示のある項目は漢字を入力しないで下さい.(入力しても構いませんが意味がないと思います) 有効桁数を越えて入力すると名刺データ項目については,エラーアラートを出力します.それ以外の項目は有効桁数以外は無視します.
会社名(漢字)______ 31文字
部署名1(漢字)_____ 31文字
部署名2(漢字)_____ 31文字
役職名(漢字)______ 15文字
氏名1漢字(漢字)____ 15文字
氏名1カナ(ANC)___ 15文字
氏名2漢字(漢字)____ 15文字
氏名2カナ(ANC)___ 15文字
電話番号1(ANC)___ 19文字
電話番号2(ANC)___ 19文字
FAX(ANC)_____ 19文字
ID(ANC)______ 63文字
〒番号(ANC)_____ 7文字
住所1(漢字)______ 47文字
住所2(漢字)______ 31文字
メモ(漢字)_______ 31文字
パスワード(ANC)___ 15文字
ユーザー名(漢字)____ 15文字
検索文字(漢字・ANC)_ 31文字/62文字
【その他制限事項】
試用モードでの利用制限については,「最初に読んで!」を確認して下さい.
登録ユーザーは初期の状態で約400件位の名刺データが扱えるように設定してあります.これ以上の名刺データを扱いたい方はアプリケーションの使用メモリを増やして下さい.詳しくは「機能リファレンス」に書いてあります.
注意:
メモリが不足してくると動作が不安定になります.「このマッキントッシュについて」で確認し VisitingCard2 の表示部分で空き部分が全体の1/5以下になってるようだと要注意です.
SEPTEMBER/1995 HIRO. Nifty-ID GFE00501